PC事業部
21世紀のコーティングがどうあるべきか、当社ではこの事業部によって、その方向性と回答を求め続けています。防塵処理を施し、無公害・無排水を実現すべく、このPC事業部では、最先端の技術を生かしたコーティングをおこなっています。
21世紀のあらゆる技術開発に欠かせないのがコーティングと言えます。
そこにはもはや、「塗装」という言葉では語り尽くせないたいへんな可能性があるのです。
宇宙開発の技術、情報処理、ナノテクノロジーの世界で「コーティング」はますます重要になっていくことでしょう。私たちはそんな現代を見据えて未来へと繋がる技術、社会環境への配慮をバランスさせながら前進していきます。
このPC事業部では、その考えを基に新しい設備・技術に取り組んでいます。
環境対策〜次世代塗装コーティングへ
21世紀対応型クリーンルーム
世界トップレベルの環境対応型設備を導入しております。
脱脂洗浄化成被膜ライン・オートメーション塗装
熟練の技術者による研究・開発・塗装により
様々なお客様のご要望にお答えできる環境を整えております。
作業・地域環境・地球環境を考え
塗装・コーティング工程ではいかにゴミ・ホコリなどの粒子を防ぐのかの課題に対して日研工業所では極めて高い清浄度を誇るクリーンルームの環境を整え塗装・コーティングを行っております。
出入り口にはエアシャワーを完備し、給排気方式により一年を通じて温度・湿度の管理を行い金属・樹脂にあった最適な温度湿度を管理し作業環境を整えクリーンな状態で塗装行います。
ブース内のエアーの流れを自然給気型からプッシュブル方式へと更新し、給気フィルターボックスには中性能のフィルターを二重三重にセットしブース内に給気するエアーをダブルパンチンク方式によって、よりクリーンなエアーを供給しています。
清浄度を1万対応から、10万対応へ
脱脂洗浄化成皮膜ライン
『 AQUA Clean 』
脱脂および化成処理
「ジルコニウム化成処理被膜・三価クロム化成処理被膜」
無排水で実現。最新鋭の前処理ラインを導入
日研は表面処理の「モノづくり」において地球環境を汚しません。
『 大気汚染防止設備 』
大気環境に対してどれだけ真剣に取り組むかを考え
これが未来へと繋がる事業へ発展させるため無公害対策
排熱回収型焼付乾燥炉 完備
日研は地球環境を汚しません。
自動車部品、PCパーツ・本体、携帯電話など最先端の時代のニーズと環境に対する配慮が求められるものが、ここで生み出されています。
当社はカラーコーティングの分野では世界でもトップクラスの技術と哲学を実践していると自負しております。
ロボット、ロケットと言った未来を創造する分野での挑戦も当社の担うところでしょう。
そうした分野において。カラーコーティングは予想もつかない可能性を秘めた未来の科学とも言えます。
当社の活動が、人類の未来と発展に寄与すること。
これが私たちの希望であり、それを一歩ずつ実践していくのが、この「PC事業部」だと思います。
これからも更なる研究・開発を通して、様々な分野の方々との共同作業を通じ、社会と未来に貢献して行きたいと思っています。